FCAのLDK（内部空間）はそれだけで12畳ある「普通」にゆったりな空間です。しかしその「普通」に満足することなく、12畳の畳数以上に広さを感じさせる工夫を3つしています。

（第1の工夫）LDKは白基調の全体空間に対し、敢えてキッチンカウンターだけ異質性際立つ色・濃焦茶ボデイーにすることで「壁」ではなく「置き家具」と認識させ、キッチンの向こう側と此方側が隔たりをもたない広い一体空間として感じられるように意図しています。MOVIE
（第2の工夫）広さに相応しい高さを確保することにより、意図した空間の「広さ」が実感できます。1Fの場合、LDK・内部空間（12畳）と南専用庭・外部空間（7.5畳）の融合空間は広さ19.5畳と特大です。その特大の広さを十分実感できるように、内部空間は南専用庭と比べ1段分（18cm）低く掘り下げ、天井高を273cmとする一方、専用庭のパーゴラの高さも256cmと十分高く設定しています。他方、2Fの場合、LDK・内部空間（12畳）の先は、ベランダの手摺と階段が見え、屋上（17畳）空間は視界に入りません。従い2Fリビングの天井高は、12畳のLDK空間を広く感じさせるに十分な、通常より若干高い255cmに設定しています。MOVIE
(第3の工夫）創って（＝Kitchen）、食べる（＝Dining）「アクティブ」空間は一段高い天井で幅3ｍの大窓で外部に開かれ、対する座ってTVを見る「籠り」空間は一段低い天井で窓は存在せず、LDK全体の中にメリハリをつけ「広さ」が認識されやすい工夫をしています。MOVIE

Forest Court ASAGAYAのある阿佐谷5丁目は緑多く今なお御屋敷が残る街並み。そうした街並みに調和することを基調に、ファサードはデザインされています。軒下の陰影が上質感ある落ち着きを感じさせる傾斜屋根、ややもすると無機質になりがちな白の縦鉄格子面にリズムよく横格子を入れHuman Scale感を意図した設計、昼の採光と夜灯りが灯った際の暖かみを演出する曇りガラスの手摺と目隠し塀。等々全ての意識を落ち着いた邸宅街に適合する観点に集中したファサード・デザインです。
各戸へのエントランスも、落ち着いた上質感を志向し、1Fは焦茶のスチール壁と玉龍の緑で誘い込むデザイン、2Fは白の鉄格子の創り出す光と陰影の連続性に導かれるデザインです。各戸の門扉の外側には美しくデザインされた館銘板・部屋番号表示・外部インターフォン・カメラがある他、各戸玄関ドア脇には各戸専用の監視カメラがつき来訪者と入居者の接触の瞬間を24時間監視。通常の共同マンションより一段階高いセキュリテイーを確保しています。又、東棟西棟の各出入口脇に設置された宅配ボックス・郵便受けも焦茶のスチール壁と統一された美しいデザイン性を確保しています。夜のアプローチ、館銘板、宅配ボックス・郵便受けも間接照明に照らされて上質な邸宅感が滲み出るデザインになっています。

白の人工大理石のカウンタートップと淡緑のウオールタイル、”Shigeru Function Sink”,　森田恭通氏デザインによるWeilea社グースネック式キッチン水栓SUTTO、キッツ・マイクロフィルター社製スワン型浄水専用栓OASICS Gタイプ、Rinnai最高級グレードのグリル付き3口ガスコンロDELICIA,　蒸気排出機能付きスライド棚、等々キッチンは、機能性を最大限に追及しつつも、ペニンシュラ型キッチンカウンターという「美しく見せる」キッチンに相応しいパーツ・パーツの美しさにこだわりました。
また、腰下収納は全て引出とする一方、上部収納は観音開きの棚収納に、シンク下はオープン・スペース化し、手翳し式、フットペダル式のゴミ箱を置いて「さっと」捨てられるようにするなど、キッチン活動の効率化に貢献できるようにしています。
その他、カウンタートップでミキサー・ジューサーなど電気機器が使えるようにコンセントを設けたり、ガスコンロ前に油飛び跳ね防止用ガラスを設置するなど、細部にもこだわっています。

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洗面台には、スタイリッシュなPanasonicのI-X Dressingを採用。3面鏡は、幅90cm、高さ100cmと余裕の大きさ。ミラー間に縦2本のTwin Line LED照明が配置され、影を作らず、メイク時間を楽しくさせます。収納内部は、3面とも可動棚板で4段に仕切られ、収納力豊富で,アクセサリーフック、テイッシュ・バー、内部コンセントも付いて充実。蛇口には優雅なフォルムのモノスタイル・スワン・ネック・シングル・レバーを採用。カウンター・トップは「有機ガラス新素材」を使用し、一体成型シームレス構造と排水口の「フランジ部」を省いた「隙間レス」構造を採用。水垢が自然にはじかれる素材で且つ汚れがたまりにくい形状の為、お手入れがカンタン。排水栓の先端は「さっさとキレイヘアキャッチャー」が着脱可能で髪の毛などさっさと捨てられ見えないところもキレイを保てます。シンク横には幅約13cmのウエット・エリア・スペースがあり、石けん、濡れタオル等の仮置き場所に最適です。カウンター下の収納は、左3分の1に上下2段の引出が、また右3分の2が観音開き型収納で、棚板1枚と、網籠状の引出を活用し、効率的に整理整頓できます。台輪部分の左端には、ヘルスメーターを収納する空間が特設されています。

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